NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)は若返りの薬なのか自分で試してみる

アンチエイジング・美容

アンチエイジングには以前から興味があり、様々な情報を入手してきた。数年前から気になっていたのが、「NMN」というサプリメント。NMNとは何か、簡単に説明する(といっても自分も素人なので分かる範囲で)。まずNMNは、「ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド」の頭文字を取ったものになる。NMNという名前だけ聞くと、未知の成分かと勘違いしてしまうが、実はビタミンB3に含まれる成分であり、あらゆる生物に存在し体内で自然に生成されている物質である。つまり特別な成分では全くない。

NMNが大きく注目されるきっかけとなったのが、2016年にワシントン大学 今井教授らが出した論文だ。この論文には、生後22ヶ月のマウス(人間でいえば60歳)に、NMNを投与すると、細胞の機能が1週間後には生後6か月のマウス(人間でいえば20歳)に相当する状態になったという、かなり魅力的な内容が記されていた。この効果は人間にも期待できるのではないか?誰もがそう思い、そして世界中が期待した。2022年現在で分かっているのは、人間にNMNを投与しても「おそらく健康問題はない」という事だ。(2020年慶応義塾大学 https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2020/1/21/200121-1.pdf 参照)言い方を変えると、基本飲んでも大丈夫だけど、長期的にNMNを投与した人間はいままでいないから、どんなリスクがあるかは分からないよ、という感じ。

そういった不確定な状況であるにも関わらず、自分はNMNに魅力を感じてしまい、二か月前からサプリメントを取るようにしている。NMNサプリメントは高い、平気で一か月10万円とかかかる商品すらある。そんな高級品には手が出せないので、安価で品質が信頼できるものがないかと、しばらく探していたが、ようやく見つけることができた。協和食研から発売されているNMNのサプリメントは、30粒で定価5,000円となっている。最初はあまりにも安いので、「偽物なのではないか」と疑っていたが、レビューの評価も高かったので購入を決めた。

結論から言うと、「自分には効果がある」という判断を今のところしている。プラシーボ効果(思い込みの力)もあるかもしれないが、疲れにくくなったと感じるし、肌ツヤが良くなったのは間違いない。もっとも、わずか二ヶ月の投与なので、少なくとも数年単位で見る必要はあると思う。ちょうど健康診断が夏にあるので、去年の数値と比べればNMNの有効性が客観的な数値でも判断できるのでないかと思っている。このNMNに関しては、定期的に自分のコンディションも含めて、ブログで報告したいと思う。NMNは若返りの薬なのか、自分で試して真偽を確かめたい。


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