ココ・シャネルの生き方がカッコいい

読書

誰でも知っているブランドのひとつにシャネルがありますが、その創業者ココ・シャネルの言葉をまとめた書籍が「ココ・シャネルの言葉」です。

シャネルというと、働く女性に響く言葉が多いイメージがありますが、男性の自分が聞いてもカッコいいと思える言葉が数多くあります。気に入っている言葉を少し紹介したいと思います。

「醜さは許せるけど、だらしなさは絶対に許せない」ビジュアルというのは遺伝もあるので本人の努力ではどうにもならない部分があります。しかし、だらしなさは気持ちだけでいくらでも改善することが可能です。シャネルはこうした気持ちの弱い人間に対して、非常に嫌悪感を持っていました。要するに超ストイック人間だったんですね。こういったストイックな気持ちは、短い期間だけなら持てるものですが(とくに若い時期は)、なかなか年齢を重ねてくるとモチベーションがダウンするものです。シャネルは最後までこのストイックさを持ち続けていました。カッコいいですよね。

「シンプルと貧しさを取り違えることほど馬鹿なことはない」シャネルが凄いと思うのは、センスがかなり現代的です。とても1883年生まれの人物とは思えません。2023年に生きる自分が共感できるわけですから、逆に言えば当時はかなりの異端児だったと思います。無駄をそぎ落とした洗練されたスタイル、それがシャネルが目指したものです。当時の女性は華やかに着飾るのが普通ですから、黒一色のドレスはかなり賛否両論があったのですが、それでも負けずに自分の信じる道をひたすら突き進むのはカッコいいです!!

ココ・シャネルの生き方から学ぶことができる一冊でおすすめです。

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