「自分、植物にハマっているんですよー」
そんな話をすると、「育ててみたいけど、どれが良いかな?」と聞かれることが少なくない。そういった場合、自分はエアープランツを断然おすすめしている。理由はいくつかあるが、エアープランツは土が必要ない、というか鉢もいらないし、そのまま置いておけばオーケーという気軽さが素晴らしい。
下の写真は自室のエアープランツ。写真をみてもらえれば分かるが、壁に吊るしているだけだ。
画像のものはチランジア ウスネオイデスと呼ばれる品種。自然界では木から垂れ下がって生息している。週に2~3回、霧吹きで水やりすれば、まず枯れることはないと思う。 ただし、水やりの頻度に関しては注意が必要だ。いろいろな書籍やサイトで水やり頻度は紹介されているが、あくまでもそれは平均的な話。自室の環境によって、ベストな頻度は異なるという事は押さえておく必要がある。その部分を忘れてしまうと、「水のやりすぎ」で腐らせてしまうこともある。「水のやりすぎ」を強調したのは、初心者は水を与えすぎる傾向にあるから。
植物は毎日水をあげないと枯れてしまう、そんな風に思っている人も少なくないらしい。そういった考えに至ってしまう原因として、個人的には、子供の頃に学校で育てるトマトやアサガオのせいだと割と真面目に思っている。トマトやアサガオは、毎日水やりをするのが正解だし、やらないと枯れてしまう。この経験が頭にあると、「植物=水やり必須」という方程式が成り立ってしまうのではないか?植物には、それぞれの適切な水やり頻度というものがある(当たり前だが)。それをしっかり理解し、自分の感覚で覚えることが大切。
まずはエアープランツで、植物の世界に飛び込んでみてはいかがだろう。
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