「節約=我慢」という概念が多くの人にはあると思う。でもそれは少し古い考え方かもしれない、と最近考えるようになった。なぜなら、今はお金を使わなくても楽しめることがたくさんあるからだ。例えばYouTube、良質な動画コンテンツを無料で楽しむことができる。アーティストやスポーツ団体などが公式チャンネルを作っていることもあり、動画のクオリティーは年々上昇している。テレビなんか見ずにYouTubeだけ見ている人も少なくないだろう。
ゲームも基本プレイ無料のものが多い。無料だからといって質が悪いわけではなく、非常に映像も綺麗で、楽しめるものが多い印象だ。そしてゲームをしながら、会話をするためのアプリも無料で使える。少し前だったらすべて有料だったものが、今では全て無料で手に入るのだ。
こうした環境にいると節約しても、そこまで「我慢している」と感じないと思うんだけど、どうなんだろう?気軽にアルバイトだけして、必要最低限の生活をしている人も増えているらしい。
この話をすると、年齢が高くなればなるほど、「若者はお金がないから、かわいそうだよね」などと勘違いする人がいるので、注意してほしい。気軽にアルバイトという先の事例は、決して貧しい生活をしているという意味ではない。無理をしないで、ストレスフリーで自分が楽しいと思うライフスタイルを送っているのだ。こうしたライフスタイルの多様性を認めることも大切だと思う。
無料でできることに目を向ければ、なんて良い時代に生まれたんだろうと実感できるだろう。
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