苫米地英人著「デジタル・ベーシックインカムで日本は無税国家になる!」を読みました。このアイデア、面白いです。ベーシックインカムという言葉の認知度は年々上がっているので、そろそろ本格的に導入に向けて議論してもらいたいところですね。
この本自体は、94ページなのですぐに読み切ることができます。簡単に内容をまとめると、ベーシックインカムの導入が日本において働く人々の悲観論を減少させ、本来の職業に集中できる機会を提供する可能性が示唆されています。
ベーシックインカムに反対する人への反論として、フィンランドやアメリカカリフォルニア州での社会実験から、ベーシックインカムが労働者数の増加、ストレスの低減、健康状態の改善に寄与したとのデータが提示されています。
この本の目玉アイデアは、デジタル半減期通貨の導入ですね。デジタル半減期通貨がどういったものかは本を読んでいただくか、ネットで検索してみてください。
あとAIが発達することをポジティブにとらえ、「近い将来、AIのおかげで仕事をしなくてもよくなる」と考えるのは良いですよね。自分は読んでいてワクワクする本でした!
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