もう10年以上前に発売された書籍(2011年発刊)になるが、「ホリエモンの宇宙論」は読んでいて面白い本なので気に入っている。
タイトルから分かるように、宇宙開発に関することが記載されている本で、他の堀江貴文氏の著書とは、少しジャンルが違う。主な内容は、民間によるロケット開発について、そして過去の宇宙開発の流れを分かりやすく説明してある。
宇宙開発の「おかしな点」の記述は興味深い。そうか、だから宇宙開発には莫大な予算がかかるんだ!とか、アポロ計画が成功した環境要因も説明されている。
宇宙に興味があり、元々知識がある人にとっては目新しい情報は無いが、ちょっと教養として宇宙開発をおさえておきたい人にはピッタリの本。
個人的な意見だが、堀江貴文氏は、ロケット開発や予防医学、アンチエイジングなど、テクノロジーの話をしている時が一番面白いと感じる。おそらく本人がもっとも興味があり、好きな分野なのだろう。続編が出ることにも期待したい一冊だ。
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